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2月 立春2/4 雨水2/18 

'季節'というと、4つしかないと思いがちですが、実は「二十四節季」というのがあって、1年を24の季節に分けるものがあります。
2月で言うと、「立春」と「雨水」。「立春」は春が来るというよりは、一年の始まりという意味で、旧暦でははこの日がお正月です。また、「雨水」は、寒さが和らぎ雪が雨に変わるということから、春の訪れを心待ちにする季節ということになります。とはいえ、まだまだ寒い日が当たり前の2月です。この季節ならではの楽しみはどんなことでしょう。

節分の伝統的なしつらえ(2月3日)

「節分」のアイテム
枡・大豆・柊・鬼(人形あるいはお面)・うろこ文様の袱紗(ふくさ)・山椒のすりこぎ・いわし

台の上にそれぞれのアイテムを飾り付けてリビングのサイドボードの上に置きました。洋風リビングでも床の間的に使える場所を一つ決めておくと、こういった季節のしつらえを置きやすくなります。
大豆はオニにぶつけるために使うので固い生のものを使います。柊は葉のとげでオニを追い払うため。また直角2等辺三角形を連ねたような鱗文(うろこもん)は厄除けの文様といわれています。山椒のすりこ木は、昔はどの家にもあったので、オニを追い払うための道具となったようです。いわしは、そのにおいを鬼が嫌ったということから、門先に置く習慣ができたようです。

ところで鬼のパンツは何故‘虎皮’なのかごぞんじですか?鬼は、この季節の寒さ病原菌などを現わしたものですが、陰陽道では鬼門は丑寅の方角(東北)になるので、鬼の特徴は、その牛と虎を現わすように、牛の角と虎の皮衣というスタイルが定着したのだそうです。虎のパンツは由緒あるものだったのです!

ピンクでバレンタインデイ

今年のバレンタインディは‘ファミリーで楽しむ’こんな演出はいかがですか?ハートのチョコレートケーキを家族で味わうテーブルをセッティングしてみました。テーマはピンクです。

■材料
ピンクのマフラー(テーブルセンターに使用)
キャンドルスタンド(南欧風の陶器)
キャンドル(ピンク)
リボン(幅3〜4センチのグログランリボン、幅1センチのサテンリボン)
白い食器

■作り方
テーブルにマフラーを敷く。キャンドルスタンドを置いて幅3〜4センチのリボンを流れるように置く。幅1センチのリボンで巻き薔薇を作る。キャンドルスタンドに各5個ずつ差し込む。残りはテーブルに散らす。

ピンクという色は不思議な色です。これほど上品と下品を簡単に行き来してしまう色はないでしょう。こっくりしたボタン色に近いピンクを巻き薔薇に使いましたが、困ったことに、淡い色やきれいな黄緑などと合わせるとたちまち艶っぽさを失って浅いイメージに転落してしまいます。薔薇とキャンドルの色とセンターライナーの色、これを丁寧にあわせ、広幅のグログランリボンは少し彩度の低い黄みがかったピンクにしたら、ようやく色が生きてきました。
 色を使う時は、最初は同じ色を集める気持ちで揃えてみてください。分量のバランスもありますが、あまり色味の遠くない色を少し添えるとまず失敗がないと思います。トーンという分類が色彩にはありますが、トーンを揃えるというのが一番扱いやすいでしょう。

3月 啓蟄3/5 春分3/20

啓蟄は「虫が地面のぬくもりを感じて動き出す」ということ。目に見える風景は冬…。
でも、確実に春は足音を立てているのです。
そして、春分。「昼と夜の長さが同じ日。花が咲き始める」いよいよ春爛漫です。

ひな祭り

いつものおひな様を全部出すのがおっくうな時、ふと、お内裏様だけ飾ってみると、これはこれでいい感じだったのでご紹介します。
床の間にユキヤナギと共にさりげなくもうせんを敷き、お内裏様とおひな様を語らっているように置きます。まるで内輪話しているみたいですよ。

ひな人形でなくても、大きさが同じで色違いのものなら、不思議なことにひなに見立てることが出来ます。これは同じガラスの花瓶に色違いで花を1輪ずつ生けましたが、このほかにもコップ型のキャンドル入れ2つと桃の造花を飾るだけでも、雰囲気が出ます。あなたのはどんなおひな様? 

4月 清明4/5 穀雨4/20

「草木が芽吹き気配は清浄で美しい」清明と「雨が降り穀物が育つ」穀雨。いずれも始まりの季節です。生命力あふれる季節に励まされるように、春のイベントを楽しみましょう。

新しい出会いを喜ぶブッフェパーティ

新しい環境に変わる人も多い季節です。そんな新鮮な季節に気軽なパーティはいかがでしょう。普段どおりのキッチンとリビングでOKです。みんなで持ち寄りパーティにしてもいいでしょうね。キッチンカウンターあるいはテーブルに簡単につまめるフィンガーフードを並べ、セルフサービスで楽しみます。大きなお皿代わりに、ガラスのまな板や籠、プラスティックのデザートカップなどを利用するのです。

お豆のサラダなどの手でつまめないものは、100円均一で買ったプラスティックのレンゲに盛りつければ大丈夫。
そして、ポットのそばにドリンクコーナーを作ります。コーヒー紅茶などから、氷で冷やしたアルコール類まで、カップやグラスとともに置いておき、これもまたセルフサービス。場所を提供したあなたは、キッチンペーパーとお手拭き用のハンドタオルをたくさん用意して、最後の仕上げにフレッシュなお花を生けて置くこと。これで準備万端整います。
楽しい会話中心の気取らない時間をどうぞ!

インテリアという「作られたもの」の中に、感性と工夫で「流れ去る時」を留めてみてはいかがでしょう。そんな季節感いっぱいのアイデアを1年間お届けいたします。どうぞお楽しみに・・・。
やまぐちゆみこ:グラフィックデザインの勉強の後、インテリアの世界に足を踏み入れた。 インテリアコーディネーター資格の登録1期生。店舗のウィンドウディスプレイや個人住 宅のインテリアなどを手がける。主婦として母として生活者としての目線で、インテリア の世界を今もワクワク探検している。広島ホームテレビ毎週日曜13:55〜放映中の 「E-living」で暮らしのナビゲーターを務めている。創作グループ「霞夜(かや)工房」代表
お問合せ:yue@hicat.ne.jp

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